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■fmsadminコマンドメモ一覧


 すぐ忘れちゃうよく使うコマンドまとめ。
 コンソールを使用するので、中級~上級レベルの内容となります。

クラリス社のFileMaker Server コマンドラインリファレンスはこちらになります。

■設定確認


FileMakerServer18からコマンド上でしかサーバーの詳細設定できないものが存在します。
(例えば、キャッシュ設定や接続人数設定などがコマンド操作に変更なりました)
アドミンコンソール画面で設定できないときはコマンドで確認しましょう!

1. 簡易表示

 serverconfigでは、サーバー設定のみの内容を表示します。

 fmsadmin get serverconfig

結果(デフォルト値が出ています)

BackupInterval = 5 [default: 5, range: 1-99]
BackupPauseTime = 6 [default: 6, range: 6-60]
CacheSize = 512 [default: 512, range: 64-1048576]
HostedFiles = 125 [default: 125, range: 1-125]
LogSize = 40 [default: 40, range: 1-1000]
ProConnections = 250 [default: 250, range: 0-2000]
ScriptSessions = 100 [default: 100, range: 0-500]
SecureFilesOnly = true [default: true]
ServerDiscovery = true [default: true]
StatsInterval = 30 [default: 30, range: 1-300]

BackupInterval :プログレッシブバックアップの頻度(分単位)
BackupPauseTime :
CacheSize :キャッシュメモリ(メガバイト単位)。
HostedFiles: ホストできるカスタム App の最大数
LogSize :各ログファイルの最大サイズ(メガバイト単位)。
ProConnections : Pro Advanced クライアント接続の最大数。
ScriptSessions :サーバー上で同時に実行できるスクリプトセッションの最大数。
SecureFilesOnly :フルアクセス権限セットを割り当てられたパスワードで保護されたアカウントを持つカスタム App のみをホスティング用に開くことができるかどうか。
StatsInterval: FileMaker Server が統計情報を収集する頻度(秒単位)

2.詳細表示

 serverprefsではサーバー環境設定の内容を表示します。
 サーバー設定よりもより詳しい設定を確認することが出来ます。そのため、サーバー設定と同じ内容も一部あります。

fmsadmin get serverprefs

結果(デフォルト値が出ています)

MaxGuests = 250 [default: 250, range: 0-2000]
MaxFiles = 125 [default: 125, range: 1-125]
CacheSize = 512 [default: 512, range: 64-1048576]
UseCustomHostName = true [default: true]
CustomHostName = GPSE-FM
MaxLogSize = 40 [default: 40, range: 1-1000]
UseStatsLog = false [default: false]
StatsTimeInterval = 30 [default: 30, range: 1-300]
UseSecureConnection = false [default: false]
IncrementalBackupInterval = 5 [default: 5, range: 1-99]
AllowPSOS = 100 [default: 100, range: 0-500]
UseTopCallsLog = false [default: false]
UseClientStatsLog = false [default: false]
RequireSecureDB = true [default: true]
CollectFeatureInfo = true [default: true]
DenyGuestAndAutoLogin = false [default: false]
WPERedirect = true [default: true]
HSTSEnable = false [default: false]
ServerDiscovery = true [default: true]
IncrementalBackupPauseTimeoutSec = 6 [default: 6, range: 6-60]
AuthenticatedStream = 1 [default: 1, range: 1-2]
AllowUnknownSSLCertificateRevocation = false [default: false]
ParallelBackupEnabled = false [default: false]

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■よく使う初期設定コマンド

 ここからは、サーバー設定時の初期設定でよく使うコマンドになります。

キャッシュ設定

デフォルト値だと小さいので、各マシンごとに設定しなおしましょう。
 キャッシュはマシンのキャッシュの半分くらいの数値がおすすめです。
 99999のサイズをマシンのキャッシュに合わせた数値にして実行します。

fmsadmin set serverconfig cachesize=99999

パスワード無しでファイルアップの許可時

デフォルトはパスワード無でのファイルはアップ許可されていません。
 パスワードの設定が難しいファイルが存在した場合、無効の設定をおこないます。

fmsadmin set serverconfig securefilesonly=false

バックアップ設定

1.リスト確認

 バックアップ設定をコマンドでリスト表示できます。
 コンソール画面では詳細を見ることが出来ない初期から入っている自動バックアップ設定も、ここでは確認できます。

fmsadmin LIST SCHEDULES

結果

ID Name                Type   Last Completed  Next Run         Status
1  FMS                 Backup 2022/09/02 0:00 enable         OK
2.自動バックアップの実行無効設定

 自動バックアップを無効にするときはdisable を指定。
 ※1はバックアップリストのデフォルトで1で入っているため、1で指定。

fmsadmin disable schedule 1

 戻すときはenable を指定。

fmsadmin enable schedule 1 
3.自動バックアップの実行時間の変更
fmsadmin set backuptime HH:MM

 接続人数の制限

制限を行いたい場合、99の部分を接続する人数で実行します。

fmsadmin set serverprefs MaxGuests=99

■その他

[ホスト]表示時の アカウントダイアログボックスの機能のオフ

Admin Console画面上で
 構成 > FileMaker クライアント > クライアントアプリケーション
 この画面の「クライアントアプリケーションでのデータ」を 「無効」に設定

詳細

こんなときー!

FileMaker上で画像をオブジェクトフィールドに取り込む際、やたら時間がかかることがあります。
テスト環境では問題なく登録が出来たのに、本番では激遅?!など。

 

【環境】

今回起きた環境

  • サーバー:Windowsサーバー
  • FileMaker Server 17
  • FileMaker Pro Advanced 17

【原因】

ポート番号:443  が空いてるか確認しよう!

FileMakerのドキュメントには、「オブジェクトフィールドへのデータの挿入には443番ポートが使われる」と書かれています。
しかし、443番ポートを開放しなくても、(時間はかかるものの)挿入が出来てしまうんです!
小さい容量であれば環境によってすぱっとデータが入ってしまいます。
テスト環境上では問題なかったのに、本番稼働では重い!というような時は443番ポートを確認しましょう。

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