ノーベル賞

ノーベル賞化学賞で日本人2人が受賞したというニュースがありました。

内容については、あまりよくわかりませんが、有機化合物の結合がどうとか...。

個人的には今世紀に入ってから、日本人の受賞多いなーというように感じているのですが、よくよく話を聞いてみると大体10~30年ぐらい前の成果 が、今になっていろいろ応用範囲や研究の幅が広がり、その点が評価されたというものが多いように思えます。今回のものも解説読んでいるとそんな感 じですし、2008年の下村先生のGFPなんかは典型でしょう。

とすると、今、ノーベル賞が多いといってもそれは1990年代ぐらいまでの日本の調子がそんなに悪くなかった時期のもので、あの頃は、応用はいい けど基礎研究がいまいちみたいなこと言われてましたが、実は研究もちゃんと結果出してたということなのではないかと思えます。
翻って、今の状況はどうなのかなとか思うと、IPS細胞の山中教授なんかは毎年のように名前が挙がりますし、最近だってそんなに悪くないんじゃ ないかと思えなくもないですが、大学の独立行政法人化や事業仕分けなどのニュースを聞いていると、なんとなくトータルのパイの大きさは減っている ような気もします。国の研究機関をメイン顧客に商売している友人からは、ここ数年で仕事が激減したという話もちらほらと聞きます。

いずれにせよ、印象だけでモノを語っても仕方ないですし、きっとその手の検証記事が受賞をきっかけにいろいろ出回るでしょうが、日本には、いつま でも科学技術立国でありつづけていて欲しいなと思うわけです。まあ、そのためには我々の世代ががんばらないといけないのでしょうが・・・なんか雲の上の世界の話だよなぁ...。

執筆者: 加藤 寿久
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